郵送サービスの中でも手軽で便利な「レターパック」は、書類や小物を全国一律料金で送ることができ、多くの人に利用されています。
しかし、「ポストに入らない！」「サイズ制限ってあるの？」といった疑問を持つ方も多いのです。特にレターパックプラスは厚みがあるため、郵便ポストによっては投函できないケースもあります。
レターパックには「レターパックライト」と「レターパックプラス」の2種類があり、それぞれサイズや投函方法が異なります。レターパックライトは厚さ3cm以内ならポスト投函が可能ですが、レターパックプラスは厚みに制限がないものの、ポストに入らない場合があるため、窓口や集荷依頼を利用するのが一般的です。
また、郵便ポストのサイズも一律ではなく、地域や設置場所によって形状や入口の大きさが異なります。
そのため、ポストに入らなかった場合の対処法を事前に知っておくことが大切です。
コンビニでの取り扱いや郵便局での窓口手続き、さらには集荷サービスを活用することで、よりスムーズにレターパックを利用することができます。
この記事では、レターパックの基本的な仕様やポスト投函の可否、入らなかった場合の対処法、さらには最適な発送方法について詳しく解説します。レターパックを利用する際の参考にしてください！
レターパックとは？種類と特徴
レターパックライトとレターパックプラスの違い
レターパックには「レターパックライト」と「レターパックプラス」の2種類があります。
・レターパックライト：厚さ3cmまで、全国一律370円。郵便受けに投函されるため、不在時でも受け取ることが可能で、受領印が不要。書類や小さな荷物の送付に適している。
・レターパックプラス：厚さ制限なし、全国一律520円。配達員が直接手渡しで届けるため、確実に受取人に渡せる。受領印またはサインが必要となるため、重要書類や貴重品の発送に適している。
各レターパックのサイズと重さの制限
・レターパックライト：A4サイズ、重量4kgまで、厚さ3cm以内。サイズ制限があるため、厚みが出る場合は無理に封をせず、適切な梱包を心がける。
・レターパックプラス：A4サイズ、重量4kgまで、厚さ制限なし。封をしっかり閉じることが重要で、封が開いていると受付されない場合がある。
レターパックの便利な使い方
・速達扱いで全国一律料金で利用できるため、料金の変動を気にせず利用可能。
・郵便局やコンビニで購入できるため、簡単に手に入る。
・信書の送付が可能なので、正式な文書のやり取りにも適している。
・郵便受けに投函できるレターパックライトと、対面での確実な受け取りが可能なレターパックプラスを用途に応じて使い分けられる。
郵便ポストのサイズと形状
一般的な郵便ポストのサイズ
郵便ポストの投函口のサイズはポストによって異なりますが、一般的には以下のようになっています。
・横幅：25～30cm。標準的なポストでは封筒や小さめの書類がスムーズに入る幅となっている。
・高さ：3～4cm。郵便物の厚みに制限があり、厚手の書類やレターパックライトの最大厚み（3cm）がぎりぎり収まる仕様。
・奥行き：15～20cm。ポスト内部の構造によって異なり、投函された郵便物が積み重なるスペースとして設計されている。
・特殊仕様：一部のポストでは、角型の郵便物や厚手の封筒が入りやすいように投函口のサイズが調整されているものもある。
ポストに入らない場合の対処法
・郵便局の窓口で発送する：サイズが合わない場合は、近くの郵便局の窓口で手続きを行うのが最も確実。
・コンビニを利用する：全国の一部コンビニではレターパックの取り扱いがあり、ポストに入らない場合でもレジで手続き可能。
・集荷サービスを依頼する：郵便局に連絡して自宅まで集荷を依頼することもできる。特に大量の発送や大きな荷物を送る際に便利。
・代替手段の検討：ポスト投函が難しい場合は、ゆうパケットや宅配便の利用を検討する。
レターパック専用ポストの設置状況
・一部の郵便局や商業施設には、レターパック専用の投函口が設けられている。
・これらの専用ポストは一般のポストよりも大きめに設計されており、レターパックプラスのような厚みのある郵便物もスムーズに投函可能。
・設置場所は郵便局の公式サイトで確認できるため、利用する際には事前に調べておくと便利。
・一部のオフィスビルやマンションでもレターパック対応ポストが設置されており、企業や住民向けに活用されている。
レターパックがポストに入らない理由
サイズと重量の制限
レターパックには「レターパックライト」と「レターパックプラス」の2種類があります。それぞれのサイズと重量の制限は以下の通りです。
・レターパックライト：
A4サイズ（340mm×248mm）、厚さ3cm以内、重量4kg以内
・レターパックプラス：
A4サイズ（340mm×248mm）、重量4kg以内（厚さ制限なし）
ポストの投函口のサイズがこれらの制限を超えている場合、ポストに入らない可能性があります。
特にレターパックライトの場合は厚さが3cm以内である必要があるため、内容物が厚くなりすぎると投函できなくなることがあります。
また、レターパックプラスは厚さ制限がないものの、重量が4kgを超えた場合には利用できなくなるため、発送前に事前に荷物の重さを測ることが重要です。
投函位置とポスト内部の構造
ポストの形状や投函口のサイズは地域や設置場所によって異なります。特に、
・投函口が小さいタイプのポスト
・内部の仕切りがあるポスト
・封筒が折れ曲がることで入らなくなるケース
このような理由で、レターパックがポストに入らないことがあります。
特に、郵便ポストの投函口は一般的に25cm×3.5cm程度のサイズで設計されているため、厚さ制限のあるレターパックライトは問題なく入ることが多いですが、内容物が膨らんでしまうとスムーズに投函できないことがあります。
また、ポストの内部構造によっては、他の郵便物が詰まっていたり、仕切りの関係でスペースが制限されていたりすることも考えられます。
入らない場合の適切な発送方法
ポスト投函が難しい場合は、
1. 郵便局の窓口で差し出す
・直接窓口に持ち込むことで、確実に発送できます。
・受付時にサイズや重量を確認してもらえるため、安心です。
2. コンビニでの取り扱いを利用する
・一部のコンビニでは、レターパックを取り扱っており、購入や投函が可能です。
・ただし、すべてのコンビニで対応しているわけではないため、事前に確認しましょう。
3. 郵便局の集荷サービスを利用する
・郵便局の集荷依頼を利用すれば、自宅や職場で簡単に発送できます。
・特に大量に発送する場合や、窓口へ行く時間がないときに便利です。
これらの方法を検討し、自分に合った発送方法を選びましょう。
郵便局とコンビニの利用方法
郵便局での窓口手続きの流れ
郵便局の窓口では、レターパックの発送手続きを行うことができます。
特にレターパックプラスは、厚みがあるためポストに入らないケースも多く、窓口での差し出しが最も確実な方法となります。
また、窓口で発送することで、局員による確認が行われるため、誤送のリスクを軽減することも可能です。さらに、窓口では補足的なアドバイスを受けることもできるため、不明点を解消しながら手続きを進められます。
窓口での手続きの流れは以下の通りです。
1. 記入済みのレターパックを持参し、必要に応じて内容物の確認を行う
2. 窓口で受付をし、発送方法や到着予定日について説明を受ける
3. 料金の確認後、控えを受け取り、発送が完了する
この方法では、荷物の取り扱いについても安心でき、確実な発送が可能です。
コンビニでのレターパックの取り扱い
一部のコンビニでは、レターパックの購入や発送が可能です。レターパックを扱っている店舗では、専用の販売コーナーが設けられていることが多く、手軽に購入することができます。
また、店舗によっては、購入だけでなく発送手続きも行えるため、近くのコンビニで利用できるかどうかを確認しておくと便利です。
ただし、すべてのコンビニで取り扱っているわけではないため、事前に店舗に問い合わせるか、公式サイトで対応店舗を確認することをおすすめします。
また、コンビニでは切手の販売や他の郵送サービスも行っている場合があり、目的に応じて適切なサービスを選択することが大切です。
集荷依頼の方法と注意点
レターパックプラスは、集荷依頼をすることも可能です。郵便局のウェブサイトや電話で申し込み、配達員が自宅まで荷物を取りに来てくれます。
このサービスを利用すれば、忙しくて郵便局へ行く時間がない場合でも、自宅から簡単に発送手続きを完了できます。
ただし、地域によっては即日対応が難しいこともあるため、発送を急ぐ場合には余裕を持って手続きを行うことが重要です。
また、集荷の際には、送り状の記入や梱包が適切にされているかを確認しておくことで、スムーズな発送が可能となります。
送りたい荷物を選ぶ際のポイント
サイズと重さを考慮する
レターパックには「レターパックライト（厚さ3cm以内）」と「レターパックプラス（厚さ制限なし）」の2種類があります。
レターパックライトは薄くて軽いものを送るのに適しており、ポスト投函が可能なため手軽に利用できます。一方、レターパックプラスは厚み制限がなく、最大4kgまで送ることができるため、より多くの荷物を一度に送りたい場合に適しています。
特にレターパックプラスは、A4サイズで重さ4kg以内という制限がありますが、厚みに制限がないため衣類や書籍、小型の電子機器など比較的大きなものを送ることも可能です。
ただし、詰め込みすぎると封がしっかり閉じない場合があるため、適度に内容物を調整することが重要です。
また、重さがギリギリの場合は、郵便局の窓口で計量してもらい、問題なく送れるか確認することをおすすめします。
発送方法の選択基準
ポスト投函で済ませたい場合は、レターパックライトがおすすめです。
これは、薄型の荷物を手軽に送るのに適しており、ポストに直接投函できるため、24時間いつでも発送が可能です。追跡サービスも付いているため、安心して利用できます。
一方で、確実に手渡しで受け取ってもらいたい場合は、レターパックプラスを選ぶのが良いでしょう。
レターパックプラスは対面での受け渡しが必要なため、受取人が確実に荷物を受け取ることができます。特に重要書類や貴重な物品を送る場合は、紛失や盗難のリスクを抑えるためにも、手渡しの方が安全です。
受け取り手のニーズに合った選び方
受取人が留守がちな場合は、ポスト投函が可能なレターパックライトが便利です。
これは、受取人が不在でも郵便ポストに配達されるため、再配達の手間を省くことができます。ただし、ポストに入らないサイズのものは郵便局での受け取りとなるため、注意が必要です。
しかし、重要書類や貴重品を送る場合は、手渡しで受け取れるレターパックプラスを利用することで安心感が増します。
対面受取のため、確実に本人へ届けられるのが利点です。
また、発送後の追跡情報を確認し、受取人に事前に到着予定を伝えることで、スムーズに受け取れるよう配慮するのもおすすめです。
レターパックを利用する際には、郵便ポストのサイズや発送方法を事前に確認し、最適な選択をすることが重要です。
まとめ
レターパックは全国一律料金で簡単に送れる便利なサービスですが、種類や投函方法を理解しておかないと、思わぬトラブルに直面することもあります。
特にレターパックプラスはポストに入らないことがあるため、事前にサイズや投函方法を確認しておくことが重要です。
もしポストに入らない場合でも、郵便局の窓口を利用すれば確実に発送できます。
また、コンビニで取り扱いのある店舗を活用するのも良い方法です。さらに、集荷サービスを利用すれば、自宅にいながら発送手続きを完了することも可能です。
発送時の選択肢を広げるためにも、荷物のサイズや重さを正しく把握し、適切な発送方法を選びましょう。
受取人の都合を考慮して、ポスト投函が可能なレターパックライトを選ぶか、確実に手渡しできるレターパックプラスを利用するかを決めることも大切です。
レターパックは便利な反面、適切な利用方法を知らないと不便に感じることもあります。本記事を参考にして、あなたのニーズに合ったレターパックの使い方を見つけてみてください！
